たいきり面は別名「道明けさま」ともよばれ、5日の日の出とともに登場する面形である。 赤く塗られた面で、タテガミが逆立ち全身赤装束をまといわらぞうりを履き、おおきなヨキをもって登場する。 五方をにらんだのち(立ちよき)、五方をきる(切りよき)。続いて神子の持つ松明をヨキできる(松明きり)。 その後遠道を通って「御殿」へ移動し、五方をにらみ、五方をきった後表に移動し、五方にらみ、五方を切り退場となる。