式なれは式ほど申す幾度も 幾度も御召し聞召し給え御神
諏訪大神の御渡る時はさむしろし さむしろし御幣もゆるむ注連もそよむ
二の宮の御渡る時はさむしろし さむしろし御幣もゆるむ注連もそよむ
諏訪大神の御御供御料のもりでがおりは左八つ 左八つ右に九つ中は舞堂
二の宮の御御供御料のもりでがおりは左八つ 左八つ右に九つ中は舞堂
(中略)
神妻は関の御神 居森神 はしか神 関の大神 たたえ神 天には天神 地には地神 東方東は木の御神 南方南は火の御神 西方西は金の御神 北方北は水の御神 その中央は土の御神 五方五神の御神
式のみ遊び参らする 参らする御召し聞召せ給え御神
(中略)
神々の式のみ遊び参らする 参らする御召し聞召せ給え御神
平手を打って拝むには 神を返して神を返して とんとんとんやら ゆっととんとんやら やんや
注連引きの様子
坂部の冬祭り
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神子全員が舞堂にて本殿を向いて座り、楽頭様にあわせて鈴を鳴らしながら、注連引きのうたぐらをうたう。うたぐらの内容は、神に祭りのはじまりを告げ、注連縄を張って清めて、綾の御座を敷いて神を迎えることを申し述べるものである。注連引きは「やんや」とも呼ばれている。以下に注連引きのうたぐらの一部を示す。
注連引き(やんや)のうたぐらをうたい終わると、一同で二拍手一拝し、すぐつづいて御供渡しとなる。
御供渡しのうたぐらの一部は以下に示す。